
鯖江市にある「めがねミュージアム」では、福井県内約40社の最新モデル3000本以上の眼鏡を展示販売しています。また、色や形を選んでオリジナルフレームやストラップ作りを体験できる「体験工房」、約100年前の生産現場風景や眼鏡の歴史をより深く知ることができる「めがね博物館」の他、お土産屋さんやカフェもあります。


販売している商品は以下から確認できます。
「めがねショップ」
福井県内約40社の最新モデル3000本以上の眼鏡を展示販売。
お土産屋「Sabae Sweets」
鯖江市内の名菓子店から直接仕入れた厳選スイーツを取り揃え、販売しています。
カフェ「MUSEUM CAFE」
福井県越前市にある自家焙煎珈琲の店 「たちばな屋」から仕入れたコーヒーの他、鯖江市内のケーキ屋さんから週代わりで取寄せたケーキやゼリーなどが味わえます。
2017年には鯖江駅からめがねミュージアムへと続く約900メートルの道が「メガネストリート」として生まれ変わりました。
これはクラウドファンディングやふるさと納税を活用した事業で、道中には眼鏡をモチーフにしたベンチや車止め、橋などが数多く点在します。




福井県は、国内生産フレームの9割以上のシェアを持つ、「眼鏡の産地」です。中でも鯖江市はその中心で、市内には多数の眼鏡工場や販売店が並んでおり、その歴史は1905年まで遡ります。
「国産めがねの祖」とも呼ばれる増永五左衛門が、雪深く産業がない地元の暮らしを向上させるために大阪から眼鏡職人を招き、農家の副業として製造技術を広めました。その技術は年々磨かれ、徐々にパーツごとに分業制となり、福井市と鯖江市の町全体が1つの工場のような形で眼鏡づくりを行うようになっていきます。
第二次世界大戦が終戦を迎えると、眼鏡の需要がさらに高まり、セルロイドフレームやデザイン性の豊かなサングラスフレームを作る技術が発達。有名アパレルブランドなどからの依頼が多く入るようになっていきました。
そして、1983年には、世界で初めて軽くて丈夫なチタン製めがねを開発・生産を開始し、国際的な眼鏡の産地としての地位を築き上げ、イタリア、中国と並び「世界三大眼鏡産地」として知られるまでになりました。

鯖江市新横江2−3−4
[アクセス]
JR鯖江駅から徒歩10分。
[営業時間]
めがねSHOP 10:00〜19:00
体験工房・めがね博物館・SabaeSweets・MUSEUM CAFE 10:00〜17:00
年末年始は休み。
[入館料]
無料
[ホームページ]
https://www.megane.gr.jp/museum/