情緒ある町並みが残る「三國湊」

▲新しくなった三国駅。中にはお洒落なカフェがあります。写真:This is Fukui

福井県の北部、九頭竜川の河口に位置する港町、三国町の三國湊(みくにみなと)は、古くから水運物流の拠点として栄え、今も当時の面影を残す町並みが続きます。

江戸中期には大阪と北海道間の日本海側の寄港地を売り買いしながら進む「北前船交易」が始まります。三國湊においても物流の一大集積地として賑わい、様々な物品を販売する商店が軒を並べ、町は大きく発展しました。

明治に入ってもその繁栄は続きましたが、物流の中心が船から鉄道へ移りだすと、次第にその輝きを失っていきました。

▲古い街並みが残る三國湊。写真:This is Fukui

現在の三國湊には、北前船が残した歴史・文化をはじめ、格子戸が連なる町家、豪商の面影が残る歴史的建造物など、情緒ある町並みが残っており、それらを生かした町づくり事業が進められています。

例えば、三國湊を代表する豪商の一つ、岸名家の建物は今でも残っており、建物内を見学することができます。主屋は、妻入屋根の正面に平入り下屋がつく「かぐら建て」と呼ばれる三国独特の建築様式が特徴です。

▲旧岸名家外観。写真:This is Fukui
▲旧岸名家の中。有料で見学ができます。一見の価値ありです。写真:This is Fukui
▲旧岸名家の中。写真:This is Fukui

その他、西洋風デザインの外観を持つ旧森田銀行本店や、蔵を改修した資料館「マチノクラ」などがあります。

飲食店も個性的な店が多く、築100年の店舗が国有形文化財の登録を受けている「魚志楼 (うおしろう)」では、地元三国港で水揚げされた甘海老と地元産コシヒカリを使った甘海老天丼が人気。

「三國湊座(みくにみなとざ)」では、三国特産のらっきょうをピクルス代わりに使った「三国バーガー」や三国の海老が入った「エビクリームカツバーガー」などが食べられ、地元の名物になっています。

また、ジェラート屋の「カルナ」では東尋坊近くの雄島の岩場から海水を汲んできて作った塩を使った「三國の海の塩」、地元のおけら牧場のジャージー牛の牛乳を使った「ミルク」などが人気です。

他にも雑貨屋や古民家ゲストハウスなどあり、詳細はこちらのウェブサイトから確認することができます。

http://machinomise.com

▲憩いのスペース「マチノニワ」写真:This is Fukui
▲旧森田銀行本店の外観。写真:This is Fukui
▲旧森田銀行本店の内観。写真:This is Fukui
▲三國湊座の三国バーガー。シャキシャキのレタスとジューシーなお肉がたまらない!写真:This is Fukui
▲お洒落な内装の三國湊座。写真:This is Fukui
▲雑貨屋「三本日和」写真:This is Fukui
▲三本日和で売っている、和紙を使ったブローチ。写真:This is Fukui
▲三本日和は可愛い雑貨も沢山。写真:This is Fukui
▲昔の蔵を使ったカフェ「食の蔵 灯(とう)」写真:This is Fukui

 

東尋坊という福井を代表する観光地の近くにありながら
まだあまり知られていないこの三國湊には、他にも魅力溢れるお店がたくさんあります。
これから少しずつ、取材をしていければと思います。

 

インフォメーション【アクセス】えちぜん鉄道三国芦原線「三国駅」より徒歩5分ほど

【ホームページ】
http://machinomise.com

 

注意事項この記事は投稿時の情報を元に作成しています。現状とは異なる可能性がありますので、必ず事前にご自身での情報確認をお願いします。

 

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