越前おろしそば

▲写真提供:福井県観光連盟

「在来種そば王国」と言われる福井県。

そば好きが多いことでも知られ、ソウルフードである「越前おろしそば」は、400年以上前の江戸時代から伝わる福井を代表する食文化となっています。

全国でも有数のそば産地で、ほぼ全面積でその土地固有の品種である在来種のそばを作っており、在来種をこれだけのスケールで作っている産地は他に無いと言われています。

福井の在来種には、大野在来、丸岡在来、あわら在来、今庄在来などがあり、香りや風味、食感に優れることから全国で高い評価を受けており、県外からも多くのそば好きがわざわざ足を運ぶほどです。

▲写真提供:福井県観光連盟

福井のおろしそばが「越前おろしそば」として全国に広まったのは、1947年以降。

同年10月、昭和天皇が福井に来られた際、2杯のおろしそばを召し上がられました。その後、皇居に戻られた後、召し上がられたおろしそばを懐かしみがられ、「越前のそばは大変おいしかった」というお言葉に由来しています。

郷土料理百選の一つに選ばれた越前おろしそばは、冷たいままで、大根おろしを乗せてだし汁をかけて味わうのが一般的です。

10月下旬から12月頃、まさに新そばの時期に収穫される越前辛味大根と一緒に食べるのも人気で、辛味がそばの味や風味をより高めてくれます。

ちなみに、9月中旬から10月下旬頃には、福井県の至る所で、畑一面可憐なそばの白い花が咲き乱れる光景が見られます。

▲写真提供:福井県観光連盟

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