かつて京都と若狭をつないだ鯖街道にある宿場町「熊川宿」

▲写真:This is Fukui

古代より朝廷に食料を献上する御食国のひとつだった若狭。日本海で採れた海産物や塩を都へ運び、京の食文化を支えていました。「鯖街道」と呼ばれる若狭と都とをつなぐ街道群は、食材だけでなく、様々な物資や人、文化を運ぶ交流の道でもありました。

そんな若狭にある熊川は元々戸数40ほどの小さな寒村でしたが、1589年、豊臣秀吉に重用され若狭の領主となった浅野長政が、交通・軍事の要衝として宿場町としました。以来、近江国境に接する宿場町として大いに繁栄し、江戸時代初期から中期にかけて、戸数は200戸を越えるまでになりました。

全長約1.1キロの熊川宿では、奉行所・番所・お蔵屋敷の跡が残り、昔ながらの用水路が流れています。街道沿いに多様な形式の建物が建ち並んでいる昔ながらの町並みは、国の「重要伝統的建造物群保存地区」に指定されています。熊川を代表する町家の一つである熊川村初代村長の旧逸見勘兵衛家は1995年より3年をかけて改修され、現在はゲストハウスとして使われています。

▲写真:This is Fukui

また1940年に熊川村役場として建てられた宿場館は現在、熊川宿鯖街道の歴史を見せてくれる資料館となっています。和洋折衷のデザインで、西洋の文化が積極的に取り入れられた当時の影響を色濃く残しています。https://www.youtube.com/watch?v=0pNh8asR1_8

▲写真:This is Fukui
▲写真:This is Fukui

インフォメーション【アクセス】
JR小浜駅からバスに乗り、若狭熊川バス停で下車。
本数が少ないため事前に時刻表の確認を。
車でのアクセスがお勧めです。駐車場は複数あります。

ホームページ
http://kumagawa-juku.com/index01.html

 

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